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絵とき『旋盤加工 基礎のきそ』ってどんな本?

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ざっくり言うと、

  • 「旋盤とは何か」からちゃんと始まる入門書
  • でも内容は「本気で現場で使えるレベル」まで踏み込んでる
  • 図とイラストが多くて、文章だけの専門書よりずっとイメージしやすい

という本です。

こんなところがポイント

  • 旋盤の構造・名前・動き方が“絵で”整理されている
  • 切削条件(回転数・送り・切り込み)の考え方がちゃんと載っている
  • 材料が変わったときの「最初の条件」を決めやすい
  • 「なぜその形のバイトなのか」が理屈で理解できる

正直、ネットでバラバラに調べるより、
この本を一周したほうが圧倒的に早い です。


良いところ:現場の“手がかり”になる一冊

Amazonのレビューでも多かったのが、

「やったことのない材料を削るとき、最初の条件決めに使っている」

という声。

これは僕もすごく共感していて、
「これから旋盤を仕事にする人の“辞書兼バイブル” みたいな位置づけがちょうどいい。

  • 新しい材質
  • いつもと違う形状
  • 普段やらない仕上げ精度

こういうときに、机の上からパッと開ける“安心感”があるんですよね。

図やグラフが多いので、
現場でパラパラめくりながら条件を決める使い方 ができるのも強い。


イマイチなところ:完全な初心者には少し“濃い”

じゃあ完璧かと言われると、そうでもないです。

  • タイトルは「基礎のきそ」だけど、内容は結構ガチ
  • 工業高校でほとんど実習してない人には、少し難しく感じるかも
  • 「このバイトでこの加工」という“工程設計”の部分は薄め

こんな印象もあります。

実際、あるレビューでは

「バイトの使い方や工順の組み方まで踏み込んでくれたら★5」

という声もあって、それは僕も同意。

“まったくの未経験者が、これ一冊でいきなり一人で加工できる”
そんな魔法の本ではないです。


じゃあ、どんな人におすすめ?

① すでに旋盤を触り始めている実務者・見習い

  • 研修でちょっと触った
  • 先輩について現場に出ている
  • 実際に汎用旋盤を回している

こういう人にはドンピシャです。

現場で「なんとなく覚えたこと」が
一気に体系化される タイプの本なので、
一度読むと「だから先輩はこう言ってたのか」が全部つながります。

② 工業高校・高専・ポリテクの学生

レビューにもありましたが、
「本気で実習に力を入れている学校」の学生向け という表現がしっくりきます。

  • 実習と並行して読む
  • レポートの参考資料にする
  • 就職前の復習に使う

こういう使い方をすると、現場に出てからのスタートダッシュが全然違います。

③ ミニ旋盤や小型機を買って“ちゃんと勉強したい大人”

ホビーでミニ旋盤を買った人にも向いてます。

ただし、
「とりあえず丸棒を削って遊びたい」レベルならもう少しライトな本でもOK。

「自己流で失敗する前に、基本を一度ちゃんと押さえておきたい」
そんな大人の趣味人には、この本くらいの厚みがちょうどいいです。


僕ならこう使う|24年やってきた視点から

もし今あなたが、
「この本と、他の旋盤本、どれから買おう?」
と迷っているなら、僕はこう使い分けします。

  • 絵とき『旋盤加工 基礎のきそ』
    → 旋盤の“全体像と理屈”をつかむメイン本
  • 別の「現場で役立つ基本と実技」系の本
    → 工程設計や段取りの事例を眺める“事例集”として

この本は、
「旋盤という世界の地図」 みたいな役割を担わせると強いです。

一度じっくり読み込んでから、
あとは現場で困ったときにピンポイントで参照する。
そんな“長く机に置いておく系の一冊”だと思っています。

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まとめ:旋盤を本気でやるつもりなら、持っておいて損はない

メリットとデメリットを両方書きましたが、
それでも僕はこう言います。

「旋盤で飯を食っていくつもりなら、持っておいて損はない一冊」

  • 旋盤の仕組み・動き・名前
  • 切削条件の基本
  • 材料に応じた“最初の一手”
  • 現場レベルを見据えた内容の濃さ

このあたりがしっかり押さえられていて、
値段以上のリターンは普通に取れます。

自己流で変なクセがつく前に、
一度ちゃんとした本で“基準値”を作っておく。

その意味で、絵とき『旋盤加工 基礎のきそ』は
かなり信頼できるスタートラインだと思っています。


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